ようこそ福岡聴覚特別支援学校へ
本校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

本校は、明治43年に福岡盲唖学校として創立されました。昭和6年、盲聾が分離し、福岡聾学校となり、昭和12年には、ヘレンケラー女史の表敬訪問を受けています。平成22年に現在の福岡聴覚特別支援学校に改称し、本年度は、創立116周年を迎えます。この間、輩出した卒業生は、全国各地、様々な分野で活躍しており、聾教育・聴覚障がい教育の歴史と伝統のある学校です。
本年度は、全校幼児児童生徒83名(幼稚部21名、小学部50名、中学部12名)が在籍し、明るく元気に学校生活を送っています。
ここで、2年前に本校児童生徒が考案して誕生した、本校のイメージキャラクター「ふくろう3きょうだい」を紹介します。「ふくろう3きょうだい」の一番上の「フク」には、福(フク)は幸せ、聾(ロウ)は聾者、合わせて「幸せな聾者」という意味が込められています。2番目の「ふくまる」には、高いところを目指すという思いが込められており、3番目の人工内耳の上にいる「ふくた」には、幸せがたくさん訪れますようにとの願いが込められています。学校のイメージキャラクターである「ふくろう3きょうだい」に込められた子どもたちの思いを大切にしながら、「聴覚に障がいのある幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じ、幼稚部から小学部、中学部までの一貫した適切な指導や必要な支援を行うことにより、自立し社会参加できる力を着実に育成する」という本校学校教育目標の実現に向けて、職員一丸となって取り組んでまいります。
このホームページが、本校教育活動や聴覚障がい教育への理解を深める一助となれば幸いです。
令和7年4月
福岡県立福岡聴覚特別支援学校 校長 松本 佳子
